トカトントン
私が神と拝めるうちの一人、太宰治の作品です。
トカトントンが聞こえてくるって話です。一部引用しますと、
「もう、この頃では、あのトカトントンが、いよいよ頻繁に聞こえ、
新聞を広げて、新憲法を一条一条熟読しようとすると、トカトントン、
局の人事に就いて伯父から相談を掛けられ名案がふっと胸に浮かんでも、
トカトントン、あなたの小説を読もうとしても、トカトントン、
こないだこの部落に火事があって起きて火事場に駈けつけようとして、
トカトントン、伯父の相手で晩御飯のときお酒を飲んで、も少し飲んでみようかと
思ってトカトントン、もう気が狂ってるのではないかと思って、これもトカトントン、
自殺を考え、トカトントン。」
この小説のすごさはよみゃわかる、的なところに集約させてもらいますが、
メンタルな変更点に「トカトントン」が出てくるかな、と勝手に考えてみました。
「自殺を考え、トカトントン」に戦慄を覚えました。
一方ケツイヤーなら
「コインを入れたらパパパパワーアップ、
稼ぎをしようとパパパパワーアップ、
裏のリーチでパパパパワーアップ、
ドゥームの前でパパパパワーアップ、
家に帰ってパパパパワーアップ、
勉強しててもパパパパワーアップ、
眠る前にもパパパパワーアップ。」
すいません。やっぱりトカトントンには勝てません。
追記:STGはほとんど終わってました。もう地元ゲーセンはいかないです。