鋳薔薇

 そういえば各所では軽くスルーされている話題、
鋳薔薇PS2移植についてすこし考えてみます。


鋳薔薇ならではの特徴
・とにかくランクが上がりやすい(残機、アイテム、弾撃ち等)
・一定ランクを超えるとクリア不能難度になる(ほぼランクが落ちない)
・適所での自殺が必要になる
・2ボスが鬼門
・ボンバーは稼ぎと攻撃の鍵(抱えるよりも使いどころ)


 鋳薔薇は攻略が容易なゲームではありません。
また、攻略方針の特徴が一般のSTGとはまったく異なっていますから、
それに対する説明は必須かと思われます。
というか、書かないとただでさえ少ない出荷数の一方で
中古ゲームショップにであふれ返ることでしょう。
攻略DVDはおそらく添付されませんので、攻略情報が欠落することは
間違いないでしょう。それもかなり特殊なゲームなので…。
それに対応する情報提供のソースを他人(攻略サイト等)に頼るのは論外です。
伝えるべきシステムは伝えましょう。


 個人的に提唱したいのが、アレンジだのシミュレーションだのといった
普通のモードは当然のこととして、ランク固定モードを用意してほしいです。


 このゲームが当初宣伝文句にしていた「破壊の楽しさ」。
これは自殺の悲しさでおそらく相殺されて、むしろ変なところで事故死して
憤りが打ち勝ってしまう場合が多いです。
残機を抱えて安全プレー、ということができないゲームであるので、
逆に初心者モード(難易度イージー)を設けて、普通のSTG的に。
倒せない敵は残機を波動ガンに変えて倒す、というごり押しが可能な
モードを作ってもいいと思います。
当然、これはアーケード完全移植の前提にありますが。


 さて、一般モードになるとこれが一般人にはクリア不能になります。
そこで、伝えるべき情報を。
・ランク命のゲームであること
・ランクを上げすぎるとクリア不能であること
・残1にする→死→エクステンド→死→エクステンド…の方向性
・つまり、稼ぎと自殺の必要性
・ボンバーで破壊点が上がる
・ロケットやバーナーはランクが(非常に)上がりやすい


 というか、ランク固定でガンガン波動ガン撃てるゲームなら
個人的には楽しかったと思いますけど。
で、PS2の購入計画ですが中古の値段を見ながら、ですかね。
どうせ上述のようなことはないでしょうから。
無駄にギャラリーとかイラネ、です。