livedoor

 触れないわけにはいかないでしょう。
DQばっかりやってるわけじゃないです。


 ライブドアの信用は失墜したことを認めざるを得ません。
粉飾決済、風説の流布等刑事的訴訟の可能性すらあり、
この違法行為に関しては捜査の経過を見守ること、
及び司法の場に委ねるという以外の結論はまだ見出せません。
これら一連の騒動によってライブドアの真価が
問われているといっても過言ではないでしょう。
株価には投機が絡むのでかなり厳しいとは思いますけど。
粉飾決済の確証がとられ、しかるべき措置がとられた場合、
上場廃止がほぼ確定しますし。


 ライブドア上場廃止を恐れているでしょう。
上場が廃止された場合、市場を介して株式を作って売る、
という行為ができなくなりますので、
ライブドアの利益の6割を占めている金融事業が成立しませんし。
ライブドアの目的はより多くの企業を買収することにあるでしょうから。


 しかし、ライブドアの株価は急落しています。
買収による利益が主であるこの企業では、
株式による資金調達を基本としてきています。
高い価格でたくさん株式を売却できれば、お金になりますから。
そこで株式数を多くする必要がある一方で価格を同時に上昇させなければ
なりません。


 株価は毎日変動していますが、基本的には投機的な目的で
動いていると考えたほうが正しいでしょう。
つまりは、株価は企業の実質的な価格を反映しているわけではありません。
株式数を増やす一方で株価を上昇させるために有効といわれているのが、
株式分割です。
ライブドア株式分割マジックを用いた価格上昇を用いてきたため、
オンザエッジ当初の株価から考えればかなりの額が増加しています(47倍?)。
実質的な価格はこれよりも劣る可能性も示唆されることは明白です。
IT企業の実態は私にはよくわかりませんし。


 そこで株式を上げるための行為=イメージ戦略をとってきたわけです。
ホリエモンをマスメディアで大々的に取り上げさせることによって、
ライブドア知名度を上げようとしていました。
今回の違法行為に関与していた場合、イメージダウンは避けられません。


 で、結局スケープゴートですか…。
企業は常に存続しなければなりませんが、あまり意味があるとは言い難いです。
不信感は付きまといますし、上場廃止ならふじこ(ry。
まぁ、このあたりはしっかり捜査して、経過を待ちましょう。


 ついでにことわっておきますと、
ロマサガ3(ひいてはトレード)を愛する私はM&Aには興味がありますし、
そういった経営戦略を否定しているわけではありません。
他銘柄に対する株価下落の波及効果、東証の取引停止もありますが、
これはいわゆるただのパニックであって大恐慌のような事態にはならないでしょうし。
おそらく1週間かからずに復旧するでしょう。株価も戻ると思います。
楽観的な考え方ですが。つまりは、あんまり私と関係ない話でしょう。
ただの横好きをしてみただけです。たまには時事に対して考えがありませんとね。
しかし、DQ4でコインを稼ぐ方法の方が私には重要だったりします。


 追記:証人喚問。あの人、何しにきたんですかね。